ECO35紹介

三五の森のビオトープ

ECO35では、地域社会と一体となった環境づくり活動を実践していくために、地域の小学生と一緒になって、
ビオトープづくりから始めました。

三五のビオトープ

eco35

「ビオトープ」はその土地にいた様々な生き物たちが生息し、
自然の生態系が機能する空間

ECO35はかつて工場跡地であった場所を積極的に自然回復につとめ、 環境にあった草や木が生え、トンボやホタルなど昆虫が帰ってくる憩いの場に再生します。

ECO35森のビオトープの特徴

ECO35森のビオトープの特徴
  • 1.昔ながらの野原やため池のイメージ
  • 2.生き物は地元愛知の在来種
  • 3.絶滅危惧種「田字草」(デンジソウ)の生息

ビオトープの生き物たち

  • ドジョウ

    ドジョウ

    体長10~15㎝
    口にひげが生えている。
    えらで呼吸するほか腸で空気呼吸も行う

  • モロコ

    モロコ

    体長6~15㎝
    あまり水の動きのない水域を好み、池や小川などに生息する

  • ヌマエビ

    ヌマエビ

    体長は2~3㎝ほど
    淡水に生息する小型のエビ

  • タニシ

    タニシ

    川や池などの淡水に生息し、雌雄異体の卵胎生

  • ヘイケボタル

    ヘイケボタル

    全長7~10㎜
    ゲンジボタルより一回り小さく水田、湿原などに繁殖する

  • デンジソウ

    デンジソウ

    クローバーに似た水草で特殊な形態のシダ植物。
    絶滅危惧類にされている

  • クロモ

    クロモ

    3~8葉を輪生させ葉縁にはギザギザがあり、反り返っていることが多い

  • モノアラガイ

    カワニナ

    川、湖沼などに生息する。水生ホタルの幼虫のエサとしても知られている。

写真提供:エスペックミック(株)

ヘイケボタルの一生

eco35
~ ホタルの生態を観察していくために、自然の証明づくりを実践 ~

ヘイケボタルの一生

ヘイケボタルは卵から成虫になるまで約1年かかります。
生涯の大部分は水中で生活します。

ヘイケボタルの一生

ホタルが生息するにはキレイな緑環境であることはもちろんのこと、タニシやモノアラガイが生息できる。 里山の小川のような豊かな生態系が必要です。ECO35ではビオトープと田んぼとのコラボレーションにより、地域社会と一体となり、自然再生への挑戦を行っています。

ホタルの幼虫放流