2006年から植樹を始めたECO35。10年以上が経ち、立派な森ができました。今ではキジバトやメジロなど
多くの鳥が利用したり、セミが羽化していたりと、さまざまな変化が見られるようになりました。あわせて創出された
ビオトープには、どこからともなくトンボやコオイムシなどの貴重な生物も来て生息するようになっています。
ECO35にいるとこのような自然の姿を感じとることはできますが、今まで定量的な把握をしていなかったため、
今回この緑豊かになったECO35で生態系調査を行い、どんな生物がどれだけいるかを調べました。
工場跡地に創った森や水辺が、10年以上経って生態系回復に寄与していることをデータから知ることができ、
改めてECO35の重要性を認識しました。
こういった取り組みが名古屋市内、愛知県全体に拡がっていくことを期待しています。